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【今さらディスクレビュー】ABSTRACT MASH 1st mini album- ALL MY LIFE - | パンクロック宣伝部

ABSTRACT MASH おすすめ

このアルバムを一言で表すと…
日本語と英語の言葉遊びをうまく使った、暖かい音色で優しさとエモーショナルを届ける1枚!

バンドの中枢を担う村松(Vo/Gt)のイイ声から始まる"NEWS"。1曲目から、彼らが間違いなく歌モノバンドであること、命あるようなフレーズ・音色を作る楽器隊であることを自覚させる。暖かい音楽、だが確実にエモーショナル、かき鳴らすようなコードを中心としたキラーチューン"1mmタール"と続き、これまで以上に優しい"Aspili"へ。ここまでも、そしてこれからも、ゴリゴリの歪みを使うことなく、彼らの音はまっすぐで優しい。

小林(Gt)による少し疾走感を感じるフレーズを基調に創られる"All of Life"。哀愁漂う音色で楽曲を締め、そのまま5曲目"Livily Play"へ。イントロのコードは少しの憂いを含むが、徐々にグループ感と横乗り要素を強めていきサビで彼らの音楽生が爆発する。空間系エフェクトを使いつつギター感をしっかり残したフレーズで、涙の出る優しい音楽だがダンサンプルでエモーショナルな楽曲を実現した。最後の曲にふさわしい哀愁と彼ららしい力強さの両面を兼ね備えた"twilight"。優しさとエモーショナルの両方を持った楽曲は心を滾らせ涙を誘う。

暖かい音楽と少し矛盾するようだが、彼らの楽曲からは緑と風を感じる。 森や木々を見上げる角度や風の強さは楽曲によって異なるが、どの楽曲も間違いなくエバーグリーンな風景を僕らに見せる。 森の中で走り回り風を感じ、時々止まって空を見上げる。手探りで歩くのも楽しい。森の中は涼しくはないが、確かなアツさが心地良い。

 

ABSTRACT MASHの音源はこちらから

ABSTRACT MASH "1mm タール "@ Shimokitazawa Indie Fanclub

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